自動車レースでおきた事故は罪にとわれるか

刑事罰

自動車レースで事故がおきると

自動車レースでは、皆が猛スピードで車を走らせるので、いくら運転技術に長けていても事故がないとは限りません。

クラッシュをして壁に激突したり他の車とぶつかったりすると、スピードが出ている分、事故のダメージは大きく命の危険さえ危ぶまれ、実際に、直接車同士がぶつかるだけでなく、スリップやクラッシュが原因の単独事故や接触、衝突事故を起こして、レーサーが死亡したという事例がたくさんあります。

一般道での事故の責任

一般の道で、事故を起こした場合、スピードが出ていても出ていなくても、運転技術があってもなくても、どのようなミスでも、ぶつかった方は加害者になります。

被害者に少しでもけがを負わせば人身事故扱いになり、重傷を負って後遺症が残ったり、ましてや死亡をさせたりすると、罰金や弁償だけでは済まず刑務所行きの罪に問われることにもなるのです。

自動車レースでの怪我は

自動車レースでは、スピードが出ているだけに、後遺症が残るような重傷を負わせたり死亡をさせてしまう確率が高くなります。レース中に事故を起こした場合、ぶつかった方は罪に問われるのでしょうか。

それともそのような事故が当然起こりうる競技として、事故が起こった場合、一般道での事故のような罪にはならないのでしょうか。

競技のルールを守ったかどうか?

自動車レースでは、プロのレーサーだけでなくアマチュアが参加をするものもありますが、競技ごとにルールが決められます。

例えば、コース外を走行することは禁止で、コース外を早回りして時間短縮をするということをして勝ったとしてもペナルティが課せられます。

また、ブレーキを踏み間違えてコース外に出てしまったときにコースに戻る場合は、後続の車の走行を妨げてはいけないというルールや、追い越されないように進路変更をするのは1回のみという規則、タイヤ交換や給油などでコースアウトするピットインの速度制限は80km/hと決められているなど、安全に協議をするためのルールがあるのです。

これらのルールを守らずに事故を起こしてしまった場合、過失運転致死傷や危険運転致死傷などの罪に問われる可能性が高くなります。

もともと事故を起こる可能性がある競技なので、小さな事故一つ一つについて警察の取り調べを受けたりすることはありませんが、相手に重傷を負わせたり死亡させたりすると、その原因が検証され、ルール違反が原因で事故が起きたというときには罪に問われるということになります。

プロでもアマチュアでもレースに参加をするには、ルールをしっかりと守って走行することが重要です。